あれは私が22歳の頃でした。

当時付き合っていた彼氏は借金持ちで無職。本人はキャバの送迎と言い張っていましたがほぼ無職同然で、さらに連帯保証人になった挙げ句の借金持ち。

そんな彼氏でも惚れた弱味か、デート代は私が出すよ、とホテル代、デート代全て自分で払っていました。

当時22歳、昼間は仕事をしていましたが一人暮らしの私の収入は決して多くなく、彼氏とのデート代まで出したら元々少なかった貯金までどんどん減って行く始末。

お金に困った私は、職場の元風俗の黒服男に相談しました。

「そんなに危なくなくて普通の夜の仕事で副業になりそうなものない?」

普通の夜の仕事ってなんだと今なら思いますが、その時の男は私にキャバではなくラウンジを紹介してくれました。お客さんにお酒を作って、横には座らずカウンターを挟んでおしゃべりをする夜のお店です。

面接はそこのマネージャーと一対一で車の中で。さてこのマネージャーが問題でした。

面接はまだ普通に進んだのですが、そこでどうやら目を付けられたらしい私は、出勤3日目にして、仕事終わりにマネージャーに連れられてまた車の中へ。

可愛いね、肌綺麗だね、目と口元が魅力的だねとおだてられ、一緒に温泉行こうよなんて言われつつあれよあれよとキスをされ......

......えええ!? 何すんの!!?

普通に昼の仕事もしていて(多分)常識もあり、夜の仕事をしてみたものの、至って普通の感覚でいた私には信じられない事で、ドン引きして即夜の仕事は辞めました。

いや?今思い出してもマネージャー、気持ち悪かった!